つどいは、2007年日本人女性のための乳がんサポートグループとして、バンクーバーにて設立。日本とは異なった医療システムの中、乳がん患者とその家族の方々をサポートしています。

Tsudoi was established in Vancouver in 2007 to support Japanese women with breast cancer. Whether newly diagnosed, undergoing treatment or in remission, we support each other.

2012年1月27日金曜日

What's New? 1月

*1月、2月のつどい談話会はお休みです。次回は3月14日(水)午後2時からCambie@8thのWholeFoodsにて。

*体験談7&8が追加されました。(右側パネルの『メンバーの体験談』をクリックするとご覧になれます。)

CoCo Magazineの取材を受けました。2月末発行号のHealthページに掲載される予定です。

*国立がん研究センターの乳がん小冊子が出ています。(2011年10月発行)乳がんのしくみや治療について分かりやすく解説されています。(#144
のPDFファイルをクリックするとダウンロードできます。)
http://ganjoho.jp/public/qa_links/brochure/cancer.html#prg4_1

*ピンクリボン運動について考えさせられるナショナルフィルムボードのドキュメンタリーが2月3日から6日までDenman Theaterで上映されます。
http://www.nfb.ca/film/pink_ribbons_inc_trailer/?ntpg_src=links&ntpg_sid=pink_search_adwords_en_text
(注)このフィルムに関しては情報提供のために掲載しました。つどいが特定の団体やその目的をエンドース(支持・推奨)するものではありませんのでご了承ください。

2011年12月18日日曜日

What's new? 12月

新マモグラムガイドラインについて

先頃、Canadian Task Force on Preventive Healthから定期マモグラフィ検診*に関する新しいガイドラインが発表されました。
*乳がんの症状や既往歴がない女性対象のスクリーニングプログラム

要約すると:

● 一般的リスクの女性が対象。(家族歴がある女性、乳がん遺伝子BRCA1, BRACA2保持者、胸部放射線治療経験者にはこのガイドラインは適用されない。)
● 50〜74歳の女性には2〜3年に一回のマモグラフィ検診を推奨。
● 40〜49歳の女性には定期マモグラフィ検診は推奨しない。ただし、この年齢層の女性のうち、自らがスクリーニングを希望し、偽陽性など検診にともなうデメリットの可能性を理解した上で、それが気にならない人はファミリードクターに相談すること。

…とあります。

マモグラフィー検診を含むヘルスケアデリバリーは州政府管轄ですので、このガイドライン取り入れるか否かは各州政府に任されています。BCキャンサーエージェンシーのホームページによると、BC州では現在このガイドラインを念頭に話し合っているが、今のところプログラムに変更はないとのことです。

プログラムの変更があれば、追ってお知らせしますが、現行のBC州SMPプログラムでは、40歳〜79歳の女性で乳がんの症状や既往症がない方はドクターのリファーラルなしで無料で検診を受けることが出来ます。

予約先: 604-877-6187 (Lower Mainland)
 メールでの予約も可能です: メールで予約

カナディアン・タスクフォースの新ガイドラインFAQ(一般向け)
http://www.canadiantaskforce.ca/docs/FAQ_Patients_ENG.pdf
カナディアン・タスクフォースの新ガイドライン(医療関係者向け)
http://www.canadiantaskforce.ca/docs/clinician_1_pager_ENG.pdf
BCキャンサーエージェンシーSMPプログラム
http://www.smpbc.ca/Professionals/default.htm

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2012年の最初の集まりは3月14日(水)ホールフーズ・フードコートにて。2時くらいから4時くらいまで。初めての方もウエルカムです! みなさまの参加をお待ちしております。

2011年11月5日土曜日

What's new? 11月

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10月19日は国際乳がんデー。つどいのメンバーも、スペイン・バルセローナのグループと一緒に記念写真。

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メンバーさんから届いた体験談を追加しました。右のパネル『メンバーの体験談』をクリックしてください。『体験談6』です。

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今月の集まりは11月9日(水)ホールフーズ・フードコートにて。5時半くらいから7時くらいまで。初めての方もウエルカムです! みなさまの参加をお待ちしております。

2011年10月23日日曜日

つどい乳がんしこり体験ワークショップ

10月4日に行ったつどいワークショップの記事がバンクーバー新報に載りました。

バンクーバー新報(2011年10月20日発行)記事へのリンク(クリック) (27ページです。)




2011年9月10日土曜日

つどい乳がんしこり体験ワークショップ

10月の乳がん啓蒙月間にワークショップを開催します。

席に限りがありますので、お早めに隣組(604-687-2172またはinfo@jcva.bc.ca)までお申し込みください。




つどい乳がんしこり体験ワークショップ

〜しこりって どんなかんじ?〜


乳がんに関する基礎的情報と「乳がん触診模型」や身近な素材を使って「しこり」とはどんな感じなのかを実際に触っていただく体験参加型ワークショップです。 


このワークショップは乳がん早期発見の普及を目的としています。


場所:隣組

日時:2011年10月4日(火)10:30〜11:30


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What's new? 9月

ミーティング

次回のミーティングは10月12日です。

場所:8th @ Cambie St..の Whole Foods Market のフードコーナー
時間:だいたい5時半から7時半くらいまで
7時半くらいまではいるので仕事等で遅くなってミーティングには参加できそうにない方も、気軽にドロップインしてお顔を出してくださいね。

2011年8月14日日曜日

パセリやセロリに含まれるアピジェニン

ミズーリ大学のリサーチチームが4月にCancer Prevention Researchに発表した研究結果によると、パセリ、セロリ、りんご、オレンジ、ナッツ等に含まれるアピニジェン (Apigenin) という成分には乳癌細胞の増殖を抑える効果(正確にはがん細胞が増殖するのに必要な新生血管の形成を防ぐ効果)がある事が判明したそうです。ただし、これはまだ動物実験の段階であり、また、アピジェニンは血管に効率的に吸収されないので、実際にヒトがどのくらいの量を摂取すれば有効かなどもまだ分かっていない段階です。これから臨床実験をして解明していきたいとの事です。

ミズーリ大学ニュースビューローホームページ(←クリック)

このリサーチ結果を日本語で解説している臨床栄養士さんのブログ(←クリック)

アピジェニンのヒトへの効果はまだ解明されていない段階ですが、フルーツ&野菜を摂る事はがんに負けない健康な体を作る為に大切なので、最終結果がどうあれ、日頃からフルーツや野菜の摂取を心がけたいものですね。
 


おねがい:
医療情報を読まれる際には、常に情報の正確性や新しさなどを理解し、自分自身で判断していただくようお願いいたします。
医療情報をもっと知りたいとき(←クリック)

What's New? 8月号

8月の定例会は予定されていたモンゴリアングリルが閉まっていたため急遽ベトナミーズレストランで開かれました。

今回は手術を控えた新しいメンバーさんの参加がありました。ある日バスを待っている時に近くのマンモグラフィー検診センターが目に入り、ふらっと入って後日検査してっもらったところ乳がんが見つかったそうです。どんなきっかけで見つかるか分からないものですよね。早期発見だったようなのでよかったです。

先日行ったピクニック/ヤードセールは、参加者が少なかったのが残念でしたが、お天気も良く、のんびりとした雰囲気の中メンバー同士の交流も出来、楽しい時間を過ごす事が出来ました。売上金もそこそこありました。今後の活動に役立たせていただきます。


定例会の日時場所の変更
10月からは 月一回 第二水曜日5時半から
Cambie @ West 8thのWhole Foods のフードコートにて

2011年8月5日金曜日

8月定例会のお知らせ

8月のミーティングはバーナビーメトロタウン近くのMongolian Grill(旧Tea Team) で行います。

日:8月10日(水曜日)
場所:4909 Kingsway Burnaby, BC V5H2E5
Tel: (604) 431-8868
時間:5時30分より
駐車場あり

アジェンダ:
・出張セミナー内容と打ち合わせ日程
・ピクニック/ヤードセールの報告
・定例会の場所
・新パンフレット

初めての方、しばらくの方、レギュラーの方、皆様のご参加をお待ちしています♪

2011年7月23日土曜日

ピクニック/ヤードセール

先週雨の為に延期になった「つどい」ピクニック/ヤードセールを、本日、7月23日(土)開催します。
時間: 11時~2時
場所: グランビルアイランド ウォーターパーク横の広場 (コミュニティーセンターの近く)


収益金は全て今後の乳がん啓蒙活動に使わせて頂きます。
皆様ふるってご参加下さい。
くわしい地図はこちら(Sutcliffe Park)

2011年6月1日水曜日

6月ミーティング

6月のミーティングはバーナビーメトロタウン近くのMongolian Grill(旧Tea Team) で行います。

日:6月8日(水曜日)
場所:4909 Kingsway Burnaby, BC V5H2E5
Tel: (604) 431-8868
時間:5時30分より
駐車場あり

アジェンダ:
・ヤードセールの詳細を決める
・出張セミナーの準備について
・その他

初めての方、しばらくの方、レギュラーの方、皆様のご参加をお待ちしています♪




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2011年5月1日日曜日

乳がん患者のための栄養セミナー

4月27日(水)、つどいメンバー6人がNutrition & Breast Cancer Education Sessionに参加しました。講師はBC Cancer Agency 乳がん専門の栄養士Cheri Van Pattenさん。

セミナーでは以下の事について学びました。
1. 低脂肪ダイエット
2. エクササイズ
3. 大豆&フラックス
4. 野菜とフルーツ
5. 骨粗鬆症予防

1. 低脂肪ダイエット

*低脂肪ダイエットは乳がんの再発又は新しい乳がんの発生リスクを25%下げるという研究結果がある。
*脂肪から来るデイリーカロリーを20%に押さえる。
*BMI (Body Math Index)を18.5~25BMIの間に保つ。

脂肪摂取量の求め方:
①まずは一日に必要な摂取カロリーを求めます。(赤い文字のリンクをクリック)
必要摂取カロリー

②次に一日に摂ることが出来る脂肪摂取量の上限を計算をします。
例えば、あなたの必要摂取カロリーが1500kcalであれば:
1500 kcal x 0.20=300 kcal (必要摂取カロリー x 20%)
1gの脂肪には9kcalが含まれているので逆算すると:
300 kcal ÷ 9=33g
約33g が一日の限度量の目安となります。
例:卵一個には6g、バター大さじ1に9.7gの脂肪分が含まれているので、朝食に卵一個とパンにバター大さじ1を塗れば、その日の残りの摂取量の上限を17.6 gに押さえればOK。

③脂肪分チェックは食品表示ラベルの『Fat』欄を参考にしたり、このような食品栄養成分表を参考にして下さい。

BMIの求め方
18.5~25BMIの間に保つこと。

2. エクササイズ

*エクササイズを週に3~5時間行うことで乳がんのリスクを下げることができる。
*どんな運動でもかまわないが有酸素運動が望ましい。歩行運動の場合はBrisk Walking(会話が簡単に出来ないくらいのスピード)ですると良いそうです。

エクササイズには次のような効果もあります:
・強い骨と筋肉を作る
・睡眠障害を軽くする
・軽い鬱に効く
・疲れにくくする

3. 大豆とフラックス

この二つの食物にはエストロゲンの働きの真似をする成分Phytoestrogens(ファイトエストロゲン:弱い植物性エストロゲン)が含まれており、今までは、その成分が乳がんに悪影響を与えるのではないかと疑われてきました。

しかし、中国とアメリカで行われていた独立した研究の結果が、昨年、次々と発表され、大豆とフラックスは乳がんに影響を与えることはなく安全に摂取出来るとの結論に至ったそうです。二カ国で行われた五つの独立した研究結果が全部そうだったので信頼性があるとの事でした。

結論として、普通に大豆製品やフラックスを摂取するには全然問題ないそうです。1日に2サービングスが目安。1サービングは:豆乳250ml、豆腐1/2カップ、枝豆3/4カップ。

ただし、大豆サプリメントは今のところ研究されておらず、乳がんへの影響は不明なままなので、避けた方が無難という事でした。

また、フラックスシードは粒のままだとそのまま排出されてしまうので、グラウンドされたものを食べるといいそうです。1日に大さじ1〜2。

4. 野菜とフルーツ

野菜とフルーツにはがん細胞の活動を押さえるという研究結果も出ており、Cheriさんによると、オーガニックを摂る事にこしたことはないが、オーガニックが高いことから野菜やフルーツの摂取を「制限」するより、ノンオーガニックの野菜やフルーツでも、出来るだけ多く摂取した方ががん予防にはいいそうです。

また、Unprocessed(加工されていない)食品を出来るだけ摂取することを心がけたほうがいいともおっしゃってました。それを表現する図式がこちら:
生りんご>アップルソース>アップルジュース>りんごフレーバーの食品
右に行く程加工が加えられて栄養分が失われるので、出来るだけ左よりのものを摂取するようにする。

野菜とフルーツは一日に8サービング(1サービングは1/2カップ)必要だそうです。夕食だけでそれを摂取するのは大変なので、毎食に必ず野菜とフルーツを取り入れると効果的だそうです。

ジューサーは食物繊維を捨ててしまう事になるので、ジュースにするならスムージーのように全部摂取出来るものがお勧め。

食物繊維はお通じに良いだけではなく、体の中の悪い成分を吸収し、排泄してくれるので、とても重要だそうです。こちらを参考にしてください。

5. ホルモン治療による骨粗鬆症を防ぐ為に

骨は髪や皮膚と同じ様に常に新陳代謝されています。この新陳代謝をコントロールするのが女性ではエストロゲン、男性ではテストステロンです。更年期に入ると、このホルモンレベルが下がるので新しい骨が出来にくくなり骨密度が下がってくるのです。ホルモン治療をすると、エストロゲンレベルが下がるので更年期と同じような状態になるので注意が必要です。

骨粗鬆症を防ぐ為には一日1500mgのカルシウム(食物かサプリメント)と1000IUのビタミンD(サプリメント)を摂る事が勧められています。

主なカルシウム源:

牛乳250ml→カルシウム300mg
ヨーグルト175ml→300mg
チーズ50g→390mg
オレンジ一つ→50mg
ブロッコリ250ml→50mg
イワシ(骨つき)→90mg

ビタミンDは骨を強くするだけでなく、がん(乳がん、肺、子宮、大腸その他)になるリスクを下げるという研究結果が出されているため、Canadian Cancer SocietyはビタミンD1000IU/day の摂取を奨励しています。

また、骨は加重(重みをかける)することによって強くなるので、この為にもエクササイズは大切だそうです。

詳しくはCheriさんが書かれたBC Cancer Agencyの小冊子 A Nutrition Guide for Women with Breast Cancer に載っていますのでご覧下さい。

(文:由紀)

2011年4月16日土曜日

What's new? 4月号

What's new?

*4月13日のミーティングには初参加のお二人を含めて10人が参加しました。メンバーのひとりが日本から持ち帰った乳がん検診用のモデルを皆でトライし、「よく出来てるよね〜」「もっと触りたい(?)」などのコメントも出て来て盛り上がりました。今年のスローガンは「リラックス」なので、大掛かりなセミナーはしませんが、この検診モデルを使って、有意義な乳がん啓蒙活動をしていきたいと思っています。

*つどいメンバーの体験談ページを作成しました。今のところ5人ですが、私の体験談も載せても良いという方がおられましたらご連絡ください。(右側の「メンバーの体験談#1〜#5」をクリックして下さい。)

*静岡がんセンター発行の「医療情報をもっと知りたいとき」をご紹介します。

ここをクリックするとパンフレットがPDFで読めます。

がんの治療情報の使い方、セカンドオピニオン、同病者からの情報やインターネット情報の注意点など、世間に溢れるがん情報を、安全、且つ、有効に使うためのパンフレットです。ご参考下さい。

*BC Cancer Agency Vancouver Centre (W10th) サポートグループ活動の4月スケジュールはこちら。毎週木曜日にはリラクセーションセッションがあります。ドロップインで参加出来、無料です。本当にリラックスできるので(リラックスしすぎて寝てしまいそうになります)治療中、治療後に関わらず、現在ストレスを感じられている方、参加されてみてはいかがでしょうか?

スケジュールをクリックすると大きくなります。

2011年4月6日水曜日

4月13日ミーティング場所変更のお知らせ

今月はバーナビーメトロタウン近くのEarlsで行います。
4月13日(水曜日)午後5時半からです。

Earls Burnaby Kingsway
4361 Kingsway Ave.
Burnaby
TEL (604)432-7329
FAX (604)432-7316


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トピックは:
・出張セミナーで使う触診モデルを試す
・出張セミナーの内容を考える(コミティーを作る?)
・ホームページに載せる体験談
・つどいのお金の使用ガイドライン
・今後のミーティング曜日と場所について
・どのメニューが一番おいしいか…(笑)

以上はわたしが思い付いたトピックなので、他に話したい事があれば遠慮なく由紀までお知らせ下さい。

皆様の参加をお待ちしてます!

2011年3月10日木曜日

運動で乳がんのリスク低下(朝日新聞記事転載)

坪野吉孝 《東北大教授》
散歩にはまだ寒い季節だが、ウオーキングなどの運動で、閉経後の乳がんのリスクが下がるという論文が、内科学アーカイブスに昨年10月掲載された。

米国の閉経した女性看護師9万5396人を2006年まで20年間追跡した。ふだんの運動について2~4年ごとに質問票で調べ、ウオーキング、ジョギング、水泳、テニスなどを週何時間するか尋ねた。追跡期間中に4782例の乳がんの発症を確認した。

その結果、普通の速度のウオーキングに換算して週1~2.9時間に相当する量の運動をしている人が乳がんになるリスクは、1時間未満の人の0.98倍だった。3~5.9時間だと0.92倍、6~8.9時間で0.88倍、9時間以上で0.85倍だった。つまり、運動時間が長くなるほどリスクが下がるという結果だった。

閉経した時点の運動量が普通の速度のウオーキング換算で週3時間未満の人が、その後、運動量を増やした場合と増やさない場合も調べた。週3時間以上に増やすと、増やさない場合に比べて乳がんリスクが0.90倍に下がった。


世界がん研究基金などは07年、多数の文献の総合評価に基づき、閉経後乳がんのリスクが運動で下がるのは「おそらく確実」と判定した。今回の研究は、大規模なデータでさらに分析を進め、閉経時に運動不足の女性でも、その後に運動量を増やせばリスクの低下を期待できる可能性を明らかにした点などに意義があるだろう。

女性ホルモンのエストロゲンは乳腺細胞の増殖を促進して乳がんリスクを上げる。運動をするとエストロゲンの血中濃度が下がるので乳がんの予防につながると、論文の著者らは考えている。

ちなみに、普通の速度での週9時間のウオーキングは、早足での週7時間(1日1時間)のウオーキングに相当する。毎日それだけ歩くのは容易ではない。だが、特別な激しい運動でなくとも乳がん予防が期待できる可能性を示した点も重要だろう。

2011年2月21日付朝日新聞夕刊から